昭和生まれの一部の人たちにとっては株というだけで印象が悪いようです
ハゲタカファンドのようなニュースを見て、当時嫌悪感を抱いた方も多かったでしょう
しかしそんなに悪いものでしょうか?
親、兄弟には投資を始めてほしいので、少しずつわかってもらえるように
説明していこうと思います
投資は動機に関係なく役に立っている
まず投資をすることの意味ですが、ざっくりと説明すると
まず法人とは民法が認める形式上人のような(法人格)存在です
株式会社は法人です。社団法人、宗教法人、NPO、合同会社などもそうです
法人は人のように扱われるので、
会社名義で口座が開けたり、契約を結んだりすることができます
もし株式会社を自分で設立する場合、
会社としては商品の仕入れや人件費など初期の出費が必要です
お金は湧いてこないので会社の口座に入金する必要がありますが
このお金に対して株をもらうというイメージです
会社としては株を発行して受け取ったお金が資本金(資本準備金)になります
資本金は借金ではないので返す必要はありません
そしてだんだん会社が大きくなってもっと設備投資のお金が欲しいなどの理由で
足りない分を銀行等から借りるか、だれかに資金を出してもらって株を発行します
株の発行を上場して、市場(東京証券取引所など)で行うと
会社に直接関係のない顔も知らない人々が出資することができるようになります
上場すると株は一般の人が自由に取引できるので、会社を値踏みして株価が決まっていきます
会社は配当を出したり、頑張ってもうけを増やして会社の価値を上げることで
株価を上げて株主に還元します
このような仕組みがあるおかげで会社は資金を得られて、
新しい商品やサービスが提供され、世の中が発展していきます
つまり、株に投資することはたとえ欲にまみれた動機であったとしても
世の中の役に立っていると言えます
この仕組みのおかげで会社と我々はwin-winの関係になることができるのです
(loss-winになることも多いですが…)
銀行に預けるのもインフレを考えると資産価値が減ることもあるので
比較的リスクの小さい資金運用と考えることができます
最近のATM手数料高騰を考えると
資金を増やすという意味では、むしろ分の悪い資金運用といえるでしょう
それならしばらく使う予定のないお金を証券会社(口座開設、維持はほとんど無料)に移して
インデックス型の投資信託(長期だと比較的リスクが少ない。次回説明します)を買っておくのも
よい選択肢だと思います
投資は自分で考えて決断し、行動しなければなりません
また結果についても自己責任です
受け身の姿勢ではうまくいかないので、日本ではあまりメジャーではないのかもしれません
しかし!始める前に思っていたほど敷居は高くありませんし
欲張らなければ危険ではないという印象です
最近では情報もありますし、ネット技術も発達してきているので
昔に比べて敷居はますます下がっていると思います
さあ!世の中のために投資してみるのはどうでしょうか?
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