最近は株高と投資系Yutuberの方々の努力により投資を始める方々が増えているように感じます
実際、投資をしないことがリスクになりつつあります
そこで両親や兄弟に勧めてみましたが、全く響かない
やはり敷居を低くならなければ、全く縁のなかった人たちにとっては
投資に踏み込むのは難しいのかもしれません
やってみるとそんな大げさなことではないのですが…
次回以降、超初心者の親兄弟に説明する想定で説明していきます
(今回は概論ですので難しい用語は読み飛ばしてください)
なぜ投資を勧めるのか
![投資イメージ](https://banoblog.com/wp-content/uploads/2021/03/austin-distel-EMPZ7yRZoGw-unsplash-1024x683.jpg)
専門的なことは人気の投資家さんにお任せするとして、
ざっくり超初心者の身内を説得するつもりで説明したいと思います
- これからインフレになるかもしれない
- 銀行金利が低すぎる
- 思ったより簡単である
- 欲を出さなければ比較的安全である(自己責任ですが)
- 会社の事や世の中の仕組みについて、知ってて損はない
3以降はともかく1、2はひょっとすると大きいことかもしれません。
今まではデフレ(物の価値が下がる)だったので、低金利でも銀行に預けておけば
お金の実質的な価値は減るどころか増加していました
今は日銀が長短金利を低く保ちつつ、インフレ率2%を目指して金融緩和を行っています
インフレ率2%ということは、モノの値段が年2%上がるということですから
銀行に預けている預金の価値が年2%下落するということです
![インフレイメージ](https://banoblog.com/wp-content/uploads/2021/03/fc71b230c226e3964cda9f6cec98d687-1.png)
銀行の金利が2%ならば価値が減ることはないですが、
今は日銀が金利を抑えているので大手で0.002%程です
実際インフレになって、日銀が金利を上げれば銀行の金利も少しずつ上がってくるでしょうが
インフレ率に金利が追いつくのは時間がかかるのではないかと思われます
一方、株、債券、コモディティ、ビットコイン等は
形式的には投資家たちがインフレも加味して値決めしているので
すぐに織り込まれるはずです
ただしこれらの商品は普段から別の要因で大きく価格が変動します
価格変動の激しさをボラティリティといいます
特に今のビットコインはボラティリティが大きく価格が大きく変動しています
これらの投資商品を買うと大きく得をする場合もあるし、損をする場合もあります
しかし、いろいろな株、債券やコモディティを混ぜて買うと
大きく損をする危険性(リスク)が減ります
例えば、一つの株価が下がっていても他の株が上がっていれば、
持っている株等の全体(ポートフォリオ)は大きく変動しません
しかし経済全体が成長しているときには平均的には上がるので
ポートフォリオは全体で上がります(選び方にもよります)
もちろんコロナショックのような下落があった場合
市場全体が下がったのでポートフォリオ全体の価値は下がってしまいますが
経済が成長する場合は株価は戻ってくるはずです(年単位で見れば)
日本は低成長な期間が長く続いたため信じられないと思いますが
実際、日本市場はコロナショックから一部の分野を除いて回復していますし、
米国市場や中国市場は日本が低成長の間にも単年ではマイナスもありましたが、
平均すると着実に成長してきました
例えば株の場合
多くの株を買うことで1つの株に集中して資金をつぎ込むよりも安全に投資できて
しかもこのような長期で成長が見込める市場では儲かるのです
実際多くの株を買うとなると
そんなお金あるかい!!となるかもしれませんがよい方法があります。
嫌われ者のファンド
![嫌われ者イメージ](https://banoblog.com/wp-content/uploads/2021/03/andre-hunter-5otlbgWJlLs-unsplash-1024x683.jpg)
以前、マスコミがハゲタカファンドのような呼び方をして
ファンドの印象は悪いものになっていました
しかしファンドはそんなに悪いものではありません
ファンドとはみんなからお金を集めて投資をしてくれる人もしくは機関のことです
危険性(リスク)を減らすために多くの株や債券などに少しづつ投資をしたいのですが
少額だとそうもいきません
しかしそうです!
一人でそんなに買えない人は
みんなでファンドにお金を預けて、幅広く買ってもらえばよいのです
ちりも積もればです!!
一般人がお金を預けることのできるファンド
つまり投資信託やETF(株みたいに市場で買うことができる投資信託)に
お金を預ければよいのです
日経平均、TopixやSP500はインデックスと言って、複数の株式価格の平均みたいなものです
みんなから集めた大金でこれらのインデックスを構成している数百の株をファンドに買ってもらえば
これらのインデックスと同じように価格が変動するようにできるはずです
実際、そのような投資信託やETFがあります
日本株はリーマンショック以来、上がって来なかったので
日本人は株は長期では上がっていくということが信じられなくなっていますが
アメリカのSP500のインデックスはコロナショックのような時には一時的に下がりますが
十年、二十年の期間でみるとずっと上がってきていました
日本がデフレで苦しんでいる間に世界ではインフレでずっと株価は上昇していたのです
そうです、インデックスに数十年の長期で投資するとお金が増える可能性が高いのです
手数料が低い、SP500などのインデックスに投資するファンドに預けてみたらどうだろうか
投資するにあたりいろいろ知っておいた方がよいことがあるので少しづつ説明していきます
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