投資信託を買ってみる <5>

超初心者 投資入門の入門

証券口座を開いたのでいよいよ投資信託を購入します

投資信託の購入

投資信託

とりあえず数千円でも良いので、購入するのがよいと思います

自分のお金で少しでも購入することによって

日経平均、TOPIXや米国のS&P500、ナスダック、ダウ平均などが気になりだすと思います

さらに株価に影響するので、ニュースが気になるようになります

株や投資信託を買ったり売ったりしてみるだけで

いろいろなことがわかってきます

投資信託を買ってみる

購入方法はどこの証券会社でも手順は大体同じだと思いますが

まず証券会社のサイトで投資信託を検索すると

基準価額等が表示されると思います

  • 基準価額とは営業日ごとに計算される一般的に1万口あたりの金額です
  • 投資信託は口数単位で売買されますが、金額を決めて買うこともできます
  • 投資信託によっては分配金を受け取るか再投資するかを選択できます
  • 投資信託は購入手続きをしてから口座に反映されるまで時間がかかります

今回は1万円分購入する場合を考えます

以前紹介した銘柄は以下の通りです(自己責任でお願いします

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
  • SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBI・バンガード・S&P500)
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド

手数料が安く、長期で値上がりが期待できる(あくまで期待です)銘柄は

他にもあると思いますが、勉強のために買うには

これらの銘柄から選んでおけばよいと思います

銘柄を決めたら金額買付を選択し、長期投資を考えているので分配金は再投資とします

株はデイトレードのように買ってすぐに売ることができますが

投資信託は購入手続きをしてから口座に反映されるまで時間がかかります

買ってすぐに売ることができませんので注意してください

購入手続きを進めると目論見書が表示されると思います

これは預けたお金の運用方法、手数料や運用実績などが書かれていますので

初めて購入する場合は一度読んでおいてください(同意を求められます)

最近の目論見書は丁寧に書かれていて、見やすくなっていますので

ダウンロードしてじっくり読んでもよいかもしれません

目論見書にも書いてありますが

投資信託は銀行預金と違って投資した金額より減ってしまうリスクがあります

例えば今回のコロナショックのような危機があった場合には

半分以下になってしまうかもしれません

しかし、コロナショックの場合には基準価額は一気に半分以下に落ちた後

2020年内にほぼ元に戻りました(上記の投資信託)

長期投資をする場合は

下がった時には慌てずに買いのチャンスと思うくらいの余裕が必要です

株価が下がった場合は結構焦ってしまって失敗することも多いので

精神的な面を考えて

価格に関係なく定期的に積み立てる長期の積み立て投資はおすすめできます

つみたてNISA

つみたてNISA

もしNISAをやっていない場合はすることをおすすめします

NISAは売買代金や配当金が非課税になるので

少しでも積み立て資金が用意できるならば

デメリットはないです

ただし近々利用予定のある生活資金を無理をして投資するのは

やってはいけません

証券会社につみたてNISAを申し込むと

通常の口座の他にNISAの口座ができます

つみたてNISAの口座があれば

投資信託を買う際に”つみたてNISA買付”ができると思いますので

無理のない範囲で月々の金額を決めてください

ただしつみたてNISAは年間40万円までなので

余裕があれば40万円使い切る方が得だと思います

証券会社により購入画面は異なると思いますが

仕組みがわかっていれば、つみたての設定は容易だと思います

一度設定した後は積み立ては続けることが大切です

つみたての利点

相場は時に大きく下がる場合もあります

コロナショックの際にはS&P500は35%位下落しましたが

その後5ヶ月くらいで元に戻しました

リーマンショック時には53%下落し、戻るのに4年がかかりました

例えばリーマンショック前に10万円買ったとすると、

一時53000円になって4年後に10万円に戻ります

従って4年以上おいておくと10万円以上に増えます

例えば上図のような暴落があったとします

リーマンショックと同様に半年で50%下落して

4年で元に戻った場合です

このとき2つの場合を考えます

  1. 0年目1月1日に100万円買った場合
  2. 0年目から毎月2万円積み立てを50ヶ月(4年2ヶ月)

ただし単純にするため配当は考えずに0年で1口1円として計算しています

(表計算による概算です)

50ヶ月後の金額は1、2それぞれ以下になります

  1. 102万3800円
  2. 142万3769円

下落->回復時には積み立てた39万9969円多くなります

一方単純に株価が右肩上がりの場合は

  1. 152万800円
  2. 124万9437円

のようにつみたての方が27万1363円少なくなります

つまり定額でつみたてを行った場合は、一括で投資した場合に比べて

右肩上がりの場合は儲けが減るが、価格が暴落した場合には強い傾向があるため

つみたて投資は一括投資に比べてリスクが小さいと言われています

この方法をドルコスト平均法というかっこ良い名前がついています

もちろんリーマンショック後の日本株のようにマイナスになる場合もあります

しかし、”つみたて”で米国もしくは世界に投資していると

銀行預金に負ける可能性はかなり低いです

投資信託は株のようにすぐに現金かできませんが

いざというときは、数日で売り払うことができるので

気楽に買ってみてはどうでしょうか

コメント

タイトルとURLをコピーしました